北海道のテレビ局が「スープカレー」というドラマを放送している。
というより、放送していた。
僕なりに要約すると、TEAM NACSがそれぞれ主人公になり、それぞれの人生の中で「人生にもっとスパイスを!」というキーワードで日常の、ほんの少しの変化を味わうというものだ。
この「人生にもっとスパイスを!」という言葉がなんとも気持ちが良い。
現状に不満はないが、成功したというわけでもない。
そんな中もう一人の自分が言うのです。
「人生にもっとスパイスを!」
このような前置きの後に叫ばれる言葉なのです。
おそらく誰にでも当てはまる言葉。
新しく大きな事を始めろ、という意味でもなく、
流れに任せて、直面する自分ではどうしようもないこと。
それにどう対応するのか?
それが、それぞれの話に共通するものだと思いました。
成功も失敗も、それはその人の人生というスープカレーの中で、ピリッとしびれるスパイスなのです。
現状に満足していない人も、その流れに任せていった先に、必ずどうしようもないことが待っています。
そしてそこで自分がどうするのか。
その時、もう一人の自分が叫んでいます。
「人生にもっとスパイスを!」
自分の適度な量のスパイスをかけてみてはいかがでしょうか?