2010年5月31日月曜日

振り返り

さて、遅くなりました。
先週の振り返りと今日の振り返りです。

先週一週間は、本当に得るものが多かった。
それはブログを読んでもらえればよくわかることだと思います。

「学校の先生」という役職。

学校の先生の偉大さが分からないのであれば、一度教育実習に行ってみた方が良い。
きっと、その勉強量や忙しさ等に驚くと思います。きっと「あぁ、あの時もっとまじめに授業を受けていれば…」と思います。それだけ激務!まぁ小学校の先生の方が激務らしいですけど…
思い出して下さい。確かに予備校の先生は分かりやすいです。でもそれは、一度学校で授業を受けているからこそ、なのだと思います。
先生の机の上や引き出しには何が入っていると思いますか?
教科書や資料集だけじゃなく、色んな参考書も入ってます。赤本も入ってます。ずっと勉強しているのです。頭が上がりません…

授業をしてみて思ったことがある。それは、理想とする先生像であった。
一体どんな先生になりたいのか?それは師匠なのだ。僕の師匠は、某予備校の先生であり、こういっちゃなんだが、生徒から人気があったとは思えない。いや、人気はあったのだろうが、英語や国語、数学のように列が並ぶほどではなかった。僕はそれを尻目に、予備校が閉まるまで先生(師匠)と話をしていた記憶がある。ちなみにそんなことをしていたのは、僕のほかにあと2人くらいだった。
つまるところ、僕はそんな先生をあこがれてしまい、そうなろうとしている。追っかけ的な人は2人くらいで良い。授業スタイルもやはり、師匠に似ている(と思う)。

さらに、自身の担当クラスを見た際、あまりなじめず授業をしたクラスは居心地がよい。
それはなぜか?もちろん受け入れ態勢がある/ないの問題でもあるが、重要なのは「相手は何人なのか?」なのだ。
例えば、新歓時期に前に立ってボケるとする。それが出来るのは、「相手が一人」であり、「僕の後ろに20人」いるから出来るのだ。今はどうか?「相手は40人」であり、「僕の後ろには0人」なのだ。それでは、「安心感」がない。
もっと言えば、僕が得意とするのは、相手が無秩序な時であり、ゼロから関係を築こうとする時に、力を発揮するのではなかろうか?
例えば4月初めの新入生は、新たな関係を築こうと一体誰を頼るのか?
もちろんリーダーシップをとろうとする人間がいれば別だが、結局は「先生」なのだ。
先生に頼ることで、つまり共通の話題となる「先生」がいるからこそ、関係は築けてくる。
僕が得意とするのは、そういう関係の時なのではないか?
お互い人間性が分からない時、先生である僕(なったと仮定して)がさらけ出し、それを生徒が一緒に笑うことで関係が築けてくると思う。
そんなことを気づくことができた。
だからこそ、私立でもいいが、母校には帰りたくない。公立でも良いと思っている。

後1週間あるが、全力で駆け抜けていきたい。
僕にとっても、高校生にとっても実りのある実習、授業を作っていきたい。

某団体の方々へ
本当にご迷惑をおかけしております。あと一週間でございます。よろしくお願いします。

Ksk

2010年5月27日木曜日

授業初日…

Kです。

本日授業を担当しました。
高校2年生でした。

非常に多くの課題が散見されましたが、多くの課題の中でも重要なものを挙げてみます。
・抑揚をつけること
・板書は丁寧に、計画的に

ですかね…
得意(?)な「ちなみに…」話はあまりせず、コーヒーの例を使いながら授業を進めていったのですが、
時間管理があまりできずに、本時の終わりたい内容まで進めませんでした。

書きたいことはいっぱいありますが、今から3つ指導案を作らねばならないので、この辺にしておきます。
更に、頭ん中がまとまってなくてぐるぐる回ってる感じです。

明日以降時間が出来ると思うので、明日以降にさせてください。
とりあえず、本日は、こんな感じです。

絶望と希望が見えたような気がしました。
でもやはり絶望の方が大きいかな…


Ksk

2010年5月25日火曜日

50分という時間

Kです。

今日は、担当教諭の授業を見学させていただきました。
非常に勉強になりましたね。
と同時に、自分の未熟さを感じました。そして「Professional」というもののすごさを感じました。

今まで色んな指導案を見させてもらって、”自信”というものを多少なりとも感じていたのですね。
そして、色んな人に向けてほとんど同じことを言ってました、「目的目標が大事だ!」と。

僕が書いた指導案を見た教諭は僕に、
「目標が大事だ。あれこれ詰め込もうとし過ぎ」とおっしゃってくださいました。

その時、
「僕が今までして来たインプットは、すべて自分に対して言ったことなんじゃないか」
と思いました。

僕はどこかで学校の先生をなめてたんですね。
だからこそ、「予備校講師」と「学校の先生」の違いもよくわかりました。
予備校の講師は、学校で一度習ったものを復習で教えるし、そもそもプリントを作らなくても予備校が作ってくれた教科書と言われるモノがある。それをなぞってやっていけば事足ります。

でも、学校の先生は違う。
学習の目標や自身の思いから落とし込み、足りないのであればプリントを作るし、板書もする。
全て行います。いわば常にゼロベースで考えていくことから始まります。

たった50分の中で、一生懸命準備をしてくださった(おそらく10時間以上は書けたと思われる)ことを教えてくれる。
こんなに素晴らしいことは他にないでしょう。
もちろん、予備校の先生もすばらしいです。
ですが、もっともっと学校の先生の素晴らしさも感じました。


50分という時間の中で、一体何を伝えるのか?
受験に勝つための方法ではなく、もっと大事なことを教えたい。
それを教えることができれば、受験の問題も楽に解くことができる。
そう思いました。

回り道こそ近道ではないですが、50分、ひたすら一つのことを教えてもいいと思います。
それは回り道かもしれないけど、長い目で見たら近い道かもしれない。


50分という短い時間に、僕は何を込めようか?

Ksk

2010年5月24日月曜日

心を掴む方法はあるのか?

どうも。
圭介です。

今日は、教員としての心得を3つ校長から教わりました。
①専門的見方
②教育相談的見方
③法律的見方
です。まぁ言葉としてはよく分かる言葉です。ですが、これを実践するとなると難易度は格段に跳ね上がる代物ばかり。
はたして僕みたいな人間に出来るのだろうか、と不安になりました。
でも、同時に「人間は完全・完璧ではないことを前提に始めよう」という言葉もいただきました。
だからこそ、「研修」が必要なんですと。
「研修」とは、「研究=学問的な追求」と「修養=人間的な高まり」の二つの文字から取った言葉です。
もっと人間的にも高めていきたいし、学問の追求も行っていきたい。
というようなお言葉をいただきました。

そして、その後は、担当教諭の担当のクラスで自己紹介。
何とかクリアしましたが、何か心に引っかかる感じがしました。

そう、この心に引っかかる感じこそ、僕が教育実習に行く前に感じてた不安だったのです。
場面場面で思っていたことですが、なぜか子どもに好かれないのです。
子どもに好かれない僕がいる一方で、子どもに好かれる友人がいる。
この違いはいったい何か?

僕がこの教育実習で克服したい部分は実はここなのです。
子どもに好かれたら良い先生かといえば、それは違うと思いますが、子どもに好かれる人には良い先生は多い。
そんな気がします。

昔は「子どもは僕の心の闇を見破るから」と言ってた気がしますが、
はたしてそれだけなのか?
そもそも僕の心の中には闇が潜んでいるのか?

色んな仮説を立ててます。
・生徒だろうが一人の人間として扱おうとするスタンスが生徒のニーズに合っていない?
・時がたてば自然と人間性は発揮される?(短期型というか長期型?)
・まじめ過ぎるのが悪い?
色んなと言ってもあまり多くないですが…

近づきがたいオーラを出してるんでしょうか、なぜかあまり僕の周りには人(生徒という意味ではなく)が寄ってこないのです。心をつかめないのです。

ここが、僕の弱点です。気づいてたことですが…
改めて自分の弱さを感じました。
とりあえず今はテンションを高めて頑張っていきます。

Ksk

2010年5月22日土曜日

2つの目標

家族が寝静まり、授業案作成にもひと段落ついたときに、ブログを書くことにしています。
今日はオリエンテーションでした。

これからの流れのチェックと担当教諭との打ち合わせ。
職員室には懐かしい顔ぶれがそろっていました。
僕のことを覚えていてくださっていて、なんか嬉しかったですね。
僕の授業ですが、結構時間を割いてくださるみたいです。6回?ほど担当させていただきます。

実家に帰る前にずいぶんと「目標」について考えたのですが、やはりこの教育実習は、僕のためにあるのではないと思います。やはり、授業というのは、生徒がいて初めて成り立つもので、生徒が優先されるべき。
そう考えた時、教育実習生だから出来なくても良いという考えはおかしいなと思っています。
やはり、プロ意識ですか、そういう意識は必要ですね。
いつかの新歓時期に掲げたスローガンは、「Be Professional」でした。
プロ意識を持って、一回一回の授業に臨むこと。
これが第一目標です。

そして、その上に立つ目標は、「知的好奇心を与えること」です。
これは、僕が教員になろうと思ってから掲げているものですが、「あ、面白いな!」と思わせることができれば、自然と生徒は動き出すものだと思っています。
特に現代社会という科目は、まさに「今」について知ることができる科目。
面白いと思えば、「今」を知るために色々と調べたりするはずですし、現代社会に限らず、僕はこれが一番の勉強方法だと思っています。
教育実習だろうと、プロとして望む。そうなれば、プロの教員として掲げる目標も、ここでは達成されなければならない。


もしこの実習期間中に、「あ、面白い!」という声が聞こえたら、僕の勝ちですね。
何の競技か知りませんが…

たった2週間しかいないけど、本気でぶつかっていこうと思います。
今の学生が本気じゃないと思うのは、向き合っている大人が本気じゃないからだと何かの本に書いてました。それを右から左に流すのではなく、僕も向き合ってくれた大人が本気だったからこそ、ここまで来れたと思ってます。
だからこそ、本気で面白い授業を作って見せます。


こんな感じです。
2週間後、本当に自分がどうなってるか本当に分かんないです。
だからこそ、自分でも2週間後を楽しみにしてます。
このブログを読んでくださっている60億人の方々、お楽しみにね!!

Ksk

大改造!劇的Before After

実家に戻って何をするかと思えば、いつも通りの作業に移ってます。
これでは京都にいるのと変わらないではないか!!
ふと思い返すと、土曜日に説明会があるから、別に金曜は特に何もない「普通」の日だったのである。
それにしても最近ちっぽけな所でイラっとすることがある。

昨日は荷物の整理をしなければならかったのだが、気づけばどうでしょうをかけながらPCの前で眠り、
今日はブログに書いたとおりの始末。そんな時間管理が出来ない自分が情けなくなり、イラっ!

さらには、サッカー用具を持って帰るべきなんじゃないかで悩む時に、「いや、教育実習とは何かを考えれば持って帰るかどうかが判断が付く!」と思い、結局持って帰ることにしたが、そのせいで荷物がむちゃくちゃ重くなってしまったことにイラっ!

新幹線の通路側ってことにイラっ!

地元の電車の、バリアフリー観点の無さにイラっ!

最近イライラしてるから、ダメなんですね。
ちょっと気分を落ち着かせるようにします。
どっか遠いところに行って、普段と違う生活にしてみます。



って、実家に戻ってんじゃん!!
一番の解決方法を実践中でしたww

ちなみに、明日は久しぶりの友達に会えるので、彼らと色んな事を話してゆっくりゆっくり心の重荷をおろしていきますね。
2週間後に会う人は、その元気の良さにびっくりするかもしれないよ?w
BeforeとAfterをお楽しみに!

Ksk

2010年5月21日金曜日

行ってきます!

もうすぐ乗るってのに、まだ片づけをしてるっていう…
とりあえず今からは教育実習のことを中心に世界を回したいと思います。

このためにお酒を絶ってたと言っても過言ではない!
帰りは6日か7日だと思いますので、皆さんよろしく!

それでは行ってまいります!!

そして今日も…

いよいよ京都を離れる時が来ました。
こういう日ってのは突如訪れるものなんですね。あ、いやずいぶん前に決まってたことですが…

今日は僕が京都を離れるということもあり、後輩たちに引き継ぎを行っていました。
多くの方に迷惑をかけてしまった2か月でしたが、ここまできてやっと、プロジェクトのリーダーであることの本当の楽しさの片りんに触れることができたような気がします。
彼らのリーダーで本当に良かったと思える日がまだ来ていませんが、そうなる日が来ることを待っています。
と思いつつ、帰る準備を行っております。はたして大丈夫なのかを心配に思いながら。

そして今日も「水曜どうでしょう」をかけながら、気分を盛り上げるのであった。

Ksk

2010年5月18日火曜日

明日が世界の終わりだとしても…

その人は、こう言うんです。
「たとえ明日が世界の終わりだとしても、私は今日リンゴの木を植えます」

人はいつまで経っても全く同じ人にはなれないから、絶対にお互い分かり会えない。
では、お互い絶対に分かりあえないから、分かろうとしなくてもいいのか?
それは違う。

お互い分かりあえないと思っても、分かろうとすること。
何とかして、どうにかして、何が何でも分かろうとする。
たとえどんなに長い時間がかかろうとも、諦めずに分かろうとします。
そして、次のステップに進みます。

やっぱり、僕は世界が明日終わりだとしても、リンゴの木を植える人でありたい。
たとえそれが無意味なものになろうとも。

最近、そこが僕に欠けていたことだなと痛感しました。
色んな方にすみません。
そして気づかせてくれた多くの方にありがとう。

Ksk

2010年5月17日月曜日

自問自答のくり返し

さあ、もうすぐ教育実習ですね。
学習指導案を書いておりますが、単元に対する考察をしなければなりません。
非常にここが難しい!!

現代社会の経済について、自身の考えを述べなくてはいけません。
現代社会はどういう社会で、経済はどういう役割を行うのか。
その上で、この授業はどういう意味があるのか?

ここまで考察し、書かねばならないのです。
非常に大変!!

でも重要ですよね。
だって、ここまで詰まってないと、何を伝えたいのかが決まりませんから。

しかしまぁ、一体僕は何を伝えたいのでしょう?
そこが一番重要ですからね。

そういうことですね。
そこが決まんないと…はぁ…

あ、全く前に進んでいないので、見なくても大丈夫ですよ

2010年5月16日日曜日

難しい…

匿名の方からもっと更新して下さいと言われたので、
更新します。

学習指導案を作っている途中ですが、なかなか進みません。
特に、どういうことを伝えたいのか?の部分ですね。

経済の分野というか、公民の部分ではあるんですけど、
それをうまく経済の分野に落とし込めない。

そもそも僕は経済でどういうことを伝えたいんでしょう?
って、聞いてもねぇ…

評価の方法も分かんないです

難しいですねぇ…
でも、だからこそ、やりがいがある仕事なんですね。
2週間だけ、教員もどきですが、頑張ってきますね!

2010年5月12日水曜日

ついに始まる…

こんにちは。
いつぶりでしょうか、非常に長い期間迷惑をおかけしました。

さて、そろそろ教育実習に行くので、本格的に学級通信を書き始めないといけませんね。
母校に電話して担当の箇所を教えてもらいました。

「市場経済の仕組み」

だそうです。

そもそも市場とは何かの話から、需要供給曲線の話に移ります。
でも、そもそも市場って何?が一番難しい…
僕の方が知りたいですよ…

一番面白いところでもあり、一番難しいところです。
先生、酷だよ…

早めに指導案を作成し、色んな人からフィードバックを得て、
面白いけどためになるような授業を作っていければなと思います。
2週間ほど持ち場を離れますが、皆さん何卒よろしくお願いします。
ダメダメ人間なりに頑張っていきたいと思います!

ここでも色々と勉強したことを書ければなと思います。

Ksk